数年前から考えていたことの一つがようやく形になりました。
このマガジンは修美社メンバー、印刷のお仕事のこと、道具のこと、近隣のことをもう少し知っていただければ嬉しいなと思いつくりました。
もちろん会社案内も必要な情報でありますが、フリーペーパーだったら、仕事で出会う方々以外にも、こんな会社あるんだよって知ってもらえるんじゃないか?
出会った人にはい、これもしよかったら、って渡せるものかな~って思います。
実際に企画が動き出したのも今から1年半以上前?ぐらいで、デザイナーの山下あき子さんと、編集ライターの瓜生さん、キャラクターを作ってもらった飯川さん、カメラマンの山口さん。
ある日、山下さんと瓜生さんと前田珈琲本店で打ち合わせをしました。
Webサイトをリニューアルしたくって。。。。。
と、相談しにいったのですが、構想や妄想の話がどんどん飛び交い、カオス状態になり、
結果、雑誌を作ろう!ってなり、じゃあA4変形でどうとか、ページ数はどうとか、とある印刷会社の話ってタイトルいいんじゃねぇとか、
話が盛り上がりすぎて、Webサイトの制作が止まりました(笑)
雑誌の話が少しづつ進み、ページ数も100ページ近い台割もでき、社内で少し撮影、インタビュー、などなどを時間をみつけながら進みました。
が、ある日の打ち合わせで、やっぱ先にWebサイト入りますよねって。僕が言っちゃいましてね、
『・・・・・・・・・・・』
なんと、Webサイトの制作が再び浮上したのです!
雑誌ができてもWebサイトができてないとね。宣伝もままならぬって状態ですから。。。
あの日、盛り上がりすぎてブレまくった僕が起こした事件ですから。
そこから、急展開しまして、Webサイトを作るために、翠灯舎の田中さんにご相談しました。
なんと、Webサイトに入れる情報は、雑誌用に考えていたコンテンツがある!
それでも、足らない部分になかなか動かなかったりで、時間はかかったのですが、
進むにつれあの事件は間違いではなかったのだと感じるようになり、ようやくWebサイトが立ち上がりました。
これが修美社のWebサイトのタイミングだったんだろうな。
雑誌がフリーペーパーになったのにも意味があって、印刷に関わることや人、会社が変化を常にしていたかったり、知ってもらいたかったり、
そして、自分たちの会社の歴史や今のことを見つめ直すきっかけにもなりました。
そして、9月9日「おもしろ印刷実験室」のイベントに合わせて配布することができました。
関わっていただいた皆様ありがとうございました。
長々と書きましたが、読んでいただいた皆さま、ありがとうございました。
お見かけになったら是非、見ていただければ嬉しいです。
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〈京都・二条城の近くにある印刷屋「修美社」のおもしろマガジン〉
PRINTING Lab.magazine 01
編集長 山下昌毅(修美社)
ライティング 瓜生朋美(株式会社 文と編集の杜)
デザイン 山下あき子
カメラ 山口真一(montaha)
キャラクターデザイン 飯川雄大
発行・印刷 有限会社 修美社
製本 大竹口紙工株式会社
A5判16ページ。印刷はフルカラー印刷、用紙はプリンスエコG上質48.5kgを使用。
製本は大竹口紙工さんに依頼、中綴じ製本でカラーステッチャーにしてもらいました、贅沢な赤と黒の色違いに!綺麗に綴じられてます。