今日は、2月17・24日に開催した「 DESIGN WEEK KYOTO 2019 」
オープンファクトリーの様子をお届けします。
ショールームで修美社が印刷をさせていただいた作品を
手に取っていただきながら印刷のお話しを聞いていただきました。
印刷、紙、製本のヒントになる書籍も並んでいてアイディアの宝庫です。
ルーペを使って楽しそうに印刷の網点をのぞき込んでいる小学生の女の子が印象的で、
「ルーペはどこに売っているんですか?」とお母さんも興味津々そうでした。
17日は、インキ職人の永田さんによるレクチャー&インキ練り体験をしていただきました。
カラーマッチングシステムを使って、ご参加いただいた方のご要望の色を作りました!
インキを練るためのパレット。
小さなローラーを使ってムラなくインキを伸ばしています。
簡単そうに見えて難しいです、どうしてもムラになってしまう。。。
紙の上にローラーで色をのせます。
CMY(シアン・マゼンタ・イエロー)の3色が重なるとブラックになりますが、
よりきれいに印刷するためにK(ブラック)が存在します。
色見本帳で作りたい色を選び、実際に作ったインキを伸ばしたところ。
ついつい自分も見学に夢中になってしまい、インキ練っているところの写真がありません!笑
永田さんの職人技は↓こちらをご覧いただければ!
みなさまに混ざって、はじめてインキ練り体験しましたが、
こんなジェラートみたいになりません!
想像以上にインキが硬くてあちこちにインキが広がってしまいます。
まんべんなく均等に練り上げ、ヘラにインキが残らないようになるには、
一朝一夕でできることではないですし、改めて永田さんのすごさを感じたのでした。
修美社には、日々いろいろな依頼が舞い込んできます。
新鮮でもあり実績のない依頼も多いのでどうしよう~と悩むこともありますが、
心強いベテランたちがいるので知恵をかりながら印刷の設計を考えています。
現場に入ってみないと分からないことばかりで、
印刷工場をオープンにされているところは少ないと思います!
来年もオープンファクトリー参加の予定をしておりますので
ぜひ覗きにいらしてくださいね。
ダンマツ