僕も2年ほど前に知ったのですが、京都の梅津の桂川で製紙工場(Papierfabrik)が昔にあったことを知りました。
きっかけは、くらしのレシピvol,2で出店していた時に出会ったグラフィックデザイナーの岸本さんとの出会いでした。
偶然にもNoord(古着や一点もの雑貨家具)のお客さんにもなっていて、今思えば、出会いでした。
その後、岸本さんが連絡くれたのがそれからどのぐらいか忘れたけど、二条城の近くに一棟貸のホテルのデザインをするということ、京都独自の紙でプレミアムなMAPを作りたいと連絡があったんです。
それで、早速、紙名手配の梅原洋紙店の社長に相談してみたら、
翌日には返信がありました、京都には日本最古の製紙工場が・・・。
パピール・ファブリックとはドイツ語で製紙工場(Papierfabrik)の意で・・・
なので、地券紙がいいんじゃないかと連絡がきました。
え~~~~~!なんですと~~~!
このとき、身震いしたの覚えてます・・・
京都の奥深さを感じたのでしょうね(笑)
僕らが日々扱ってる用紙はもともと京都で作られてたって、、、しかも桂川の水を使ってた水車で、、、。
岸本さんに早速お伝えして情報を共有しました。
大変喜んでもらえて、今後につながる話となりました。
ほんまかいなと思って、見に行ってきました!
石碑ありましたね。
現在では、MAGASSIN KYOTOの岩崎さんとデザイナーの岸本さんとは、お仕事で深いつながりになりました。
Notebや紙出についても共感してもらい、京都伊勢丹で開催されてる「キョウトニイッテキマシタ」のワークショップの誘いをもらったり、いろんな人達をご紹介いただきほんとに深いつながりになりました。
二人は、トナカイサインズというサインユニットを組んでいて、修美社の新工場の植物の背景にある「PRINTING IS ENTERTAINMENT」のコピーライトを考えていただき、PRINTING lab のサインのデザインも一緒に考えました。
今でもめちゃくちゃ気にいっていて、来社される方々も反応してくれて嬉しいかぎりです。
下記、《ウィキペディアより一部引用》
パピール・ファブリックは1872年(明治5年)京都府営の製紙工場として企画され、1876年(明治9年)、京都梅津の桂川の畔で開業した製紙会社。日本の製紙業黎明期の6社の一つ。パピール・ファブリックとはドイツ語で製紙工場(Papierfabrik)の意で設立にはドイツ人が大きく関わってはいたが、京都府営の工場で外国資本は入っていない。1880年(明治13年)民間に払い下げられ磯野製紙場、梅津製紙会社、富士製紙京都工場と変遷し、1924年(大正13年)旧王子製紙に吸収され王子製紙京都工場、1950年(昭和25年)には日本加工製紙京都工場となり1971年(昭和46年)まで稼働していた。
京都市右京区梅津大縄場町に立つ石碑にはパピール・ファブリックが日本最古の製紙工場とあるが、日本で最初に開業した製紙会社は1874年(明治7年)開業の有恒社であり、蓬莱社や抄紙会社(王子製紙)もパピールファブリックより先に開業している。ただし、動力に水力を使う、官営である、ドイツ製機械を使うなど日本の製紙業黎明期の6社の中では特異な存在ではある。
なお、この項目では紙は洋紙を指し、日本伝統の手工業制和紙は考えない。
新工場 入口サイン!
新工場 2階 PRINTING lab !
旧工場の解体前のイベントのサイン!